Desmosの使い方 点(ラベル)・ベクトル
作成日:2025/3/10

Desmos グラフ計算機 での点(ラベル)・ベクトルの使い方を解説します。

(1,2)(1,2) のように書くと、点を描画する事ができます。式の左にある設定から点の見た目等の変更ができます。

ラベル

ラベルにチェックを入れると、点にラベルをつける事ができます。

ラベルにチェックを入れたまま、点を非表示にするとラベルのみを表示できるため、グラフ上に文字を書きたい場合にも用いる事ができます。

変数の値を表示

ラベルにおいて ${変数名} と書くと、その変数の中身を表示する事ができます。

例えば a=11a=11 の時、ラベルを a=${a} とすれば、a=11 とグラフに表示されます。

この時、 aa の値を動かすと、きちんとグラフ中でも値が変化します。

補足
左側のオプションからラベルの表示設定を変更できます。ラベルオプション上のグラフのように、ラベルに変数を埋め込む場合は、右矢印をクリックしてラベルを左揃えにしましょう。(そうでないとラベルが変数の長さに応じて左右に揺れ動いてしまいます。)

TeXで数式を表示

ラベルを `(バッククオーテーション)で囲むと、その内部が TeX\TeX として認識されます。

'(シングルクオーテーション)ではなく、`(バッククオーテーション)であることに注意して下さい。

TeX\TeX は数式を綺麗に表示するための、広く使われている組版システムです。詳細については他サイトを参照して下さい。

先ほどのグラフのラベルにおいて、数式部分を ` で囲むと下のようになります。

ちなみに、日本語はゴシック体から明朝体になるようです。

ドラッグ可能モード

(a,b)(a,b) のように点の座標に変数を用いる事で、ドラッグ可能な点を作る事ができます。

どのようにドラッグできるかは、左側の設定から変更する事ができます。

それ以外にも、例えば (a,a2)(a,\,a^2) のようにすれば放物線に沿うようにドラッグさせる事ができたり、変数に範囲を設定すれば、ドラッグできる範囲を制限したりする事ができます。

この機能の大きなメリットは、点の座標に紐づけられた変数の値を視覚的に操作できる点です。

例えば下のようにすれば、点をドラッグする事でグラフ全体を視覚的に分かりやすく動かす事ができます。

ベクトル

点はベクトルとしても扱えます。基本的な演算ができることに加え、パラメータ表示でも活躍します。

1
(1,0)+2(0,1) (=(1,2))(1,0)+2(0,1)\ (=(1,2))
2
(1,2)(2,3) (=8)(1,2)\cdot (2,3)\ (=8)
3
(3,4) (=5)|(3,4)|\ (=5)
4
(2,2)+(1,0)t(2,2)+(1,0)t

それに加えて、(1,2).x, (1,2).y(1,2).x,\ (1,2).y のようにする事で、 xx 座標や yy 座標を参照することが可能です。

これを用いると、例えばベクトルを特定の角度分回転する関数を作る事ができます。

2D版にはベクトルを直接描画する関数はありません。上のグラフのように polygon() を使うのが良いでしょう。

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